葬儀場を決めるうえで、多くの方が気になることが利用料金です。
葬儀場を大きく分けると公営斎場と民営斎場があり、公営の場合は5万円前後の利用料で済むケースが多いですが、民間の場合は会場の利用料だけでも10万円を超えることがほとんどです。
トータルでは最低でも20〜40万円となり、これは参列者も少ない最もシンプルなプランです。予算のこともよく考えて、葬儀場を決定しましょう。
葬儀を大きなイベントとして捉える場合は、設備の充実度が重要なポイントとなります。自分でどのような葬儀にしたいか具体的に考えて、それを叶えられる設備があることを確認しましょう。
また、葬儀の会葬者には高齢者が多いので、バリアフリーやエレベーターの狭さなどもチェックポイントとなります。親族控室もできるだけ快適である方がよく、アメニティの有無なども把握しておくとよいです。
他にも、参列者が待ち時間を過ごせるロビーの有無や、会食質の広さ、キッズコーナーや授乳室があるかどうかもポイントといえます。
遠方からの参列者が多い場合は、交通のアクセスや駐車場の有無も重要です。火葬場が併設されていない場合は、そこまでの距離も検討した方がよいと思います。
葬儀場によっては宿泊できないこともあるので、宿泊を検討している場合はその点も大事なチェックポイントです。宿泊できない場合は、近くに利用できるホテルがあるかの確認が必要です。
宿泊可能な場合でも、シャワーがあるか湯船も付いているかは葬儀場によって異なります。
葬儀に多くの参列者を招く場合は、ただ会場が広ければよいということではありません。あまりに広すぎる会場に十分な人数が揃わないと、寂しい感じになってしまいます。
具体的に参列者の数を考えて、人数に見合った広さの会場を選択することをおすすめします。