結論から言えば、葬儀場は予約なしでも利用でき、わざわざ早い段階で予約しておく必要はありません。ご指摘の通りに人はいつ亡くなるか分からず、病気や事故などで若くして命を落とす方も少なくありません。そのような場合でも葬儀は行われているので、過度な心配は無用です。
しかし、家族を亡くしたときにはたとえ病気などになって余命宣告されていたとしても、いざとなると気が動転してしまい、冷静な判断ができなくなる可能性は高いです。そのようなときのために、事前に葬儀社や葬儀場を決めておくのはよいことです。また、互助会などに加入しておくことにより葬儀費用を安く抑えることもできます。
葬儀場を選ぶときには、どこで行うかによって料金が大きく変わります。公営斎場の場合は利用料は安く、民営斎場の場合は料金が高くなります。また、葬儀のスタイルや規模によっても料金が大きく異なるため、事前にどのようにして葬儀を行うかを決めることも、葬儀場を選ぶときのポイントになります。
葬儀場選びでは、設備の充実度も大きなポイントになります。葬儀への参列者は高齢者が多いため、バリアフリーや親族控室などの設備を事前に確認しておきましょう。参列者が待ち時間に過ごすロビーの有無や、会食質の広さもチェックポイントです。もちろん、参列者が多い場合は、葬儀場の容量が足りていなくてはいけません。
遠方からの蓮列者が多い場合は、交通のアクセスや駐車場の有無も大事なポイントです。葬儀場によっては通夜のときに宿泊できないところもあるので、宿泊が必要な場合はその点もあらかじめ確認しておきましょう。